自分の標準体重と必要なエネルギー量を把握する

食事療法は、必要なエネルギー量を把握してから開始しましょう。1日に必要なエネルギー量を理解することで、余分なエネルギーを取らないようにします。
必要なエネルギー量は、体格や年齢、生活環境、仕事、活動量などを考慮して算出します。まず身長から「標準体重」を算出し、次に「生活活動の強度」を推測(※下図参照)し、1日に必要な適正エネルギー量を計算します。

生活強度

あなたの生活活動をチェック!!

適正体重のもとめ方標準体重(kg) = 身長(m)×身長(m)×22
適正エネルギー量 =適正体重×生活活動の強度に応じた【適正体重1kgあたりのエネルギー量】

(例)身長160㎝、部屋中心の生活の場合

1.60×1.60×22=56.32kg(適正体重)
56.32kg×25kcal=1408 kcal(適正エネルギー量)

バランスの良い食事をする

食事療法の基本は、「栄養バランスの取れた食事をとる」ことです。どんなに適正エネルギーが守られていても、食事の栄養バランスがよくなければ治療効果は期待できません。常にバランスのよい食生活、そして、それぞれの栄養素を過不足なく取れるよう心がけましょう。

食事療法で推奨される指示エネルギー量

炭水化物 55~60% 

ほとんどの方は極端に減らす必要はなく、ご飯やパンはやや減らす程度で大丈夫。

脂質 20~25%

脂質の摂取は、ほとんどの人が減らさなければいけません。とくに、中性脂肪値や悪玉LDLコレステロール値が高い場合は、動物性脂肪などの脂質を減らしましょう。

たんぱく質 15~20%

たんぱく質は血液や筋肉をつくるために必要な栄養素で、成人では適正体重1kgあたり1.0~1.2g程度必要です。総エネルギー量の15~20%と考え、植物性たんぱく質と動物性たんぱく質をバランスよく摂りましょう。

食事バランスガイド