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健康的な食習慣が推奨される理由


日本人に多い2型糖尿病は、分泌されるインスリン量が体型に比して相対的に不足していることによっておこるとされています。したがってインスリンの分泌量に見合う体型を保てば血糖の上昇は防げることになります。健康的な食生活や生活習慣の維持が重要で、計画的なカロリー摂取や運動が推奨されている理由はそこにあります。

伝統的な日本食は食塩摂取量が多いという欠点さえ克服すれば、必要十分量のエネルギーと栄養素だけでなく、十分な食物繊維をも摂ることができます。現代の食生活が引き起こしやすい血液中の脂肪や血糖の異常な上昇が起きることは少なく、肥満も予防できるので、2型糖尿病の発症が予防できることになります。
とはいっても、現代ではそのような食生活を恒常的に維持することは難しいというのが真実で、日々の僅かな過剰カロリーが蓄積する結果、過体重になってしまっています。
それが相対的なインスリン不足をもたらし血糖の上昇を招き、糖尿病という診断を受けることになってくるのです。徐々におこってくる体重増加とそれに伴う血糖の上昇に対処する方法はあるのか、予防医学の点から興味深いものがあります。

古来より民間療法で使用されてきた「明日葉」


ヤーコン、ギムネマなどの食品は、腸からの糖吸収の速度を遅くするといわれており、食後の血糖の上昇を緩やかにします。しかし、この作用はインスリン不足を直接的に補う方法ではないため、効果には自ずと限界があると思われます。

足りないインスリンの効果を、直接的に補完する方法はないものか?
このような考えから、ひとつの方法として近年着目されてきたのが、「明日葉」に含まれる「カルコン」の持つインスリン様の作用です。
従来から、糖尿病の民間療法に使用されてきた「明日葉」には、脂肪細胞の分化を促進し、さらに分化した脂肪細胞におけるブドウ糖の取り込みを促進するインスリンと似た作用が研究により明らかになってきました。

インスリンは、膵臓のランゲルハンス島のβ細胞で作られる血糖値を下げるホルモンです。血糖の上昇が緩やかになれば、細胞内に取り込まれて処理される時に必要なインスリン量は不足しないことになり、糖尿病が引き起こす各種の血管の病気が起きにくくなります。

予防医学の点からも興味深い素材、「明日葉」「カルコン」

日本国内において、「明日葉」の抗糖尿病作用の研究に尽力を注いでいるタカラバイオ研究所では、「明日葉」に含まれるポリフェノールの一種の「カルコン」が、試験管内で脂肪細胞の分化と脂肪細胞の糖の取り込みを亢進させるという研究成果を報告しています。
また明日葉の経口投与が、加齢とともに糖尿病を自然発症するマウスの糖尿病発症を抑えたということ、高血糖の傾向を伴ったヒトにおいて、血糖の上昇と過去の血糖状態の指標であるHbA1c(※)の上昇が抑えられたことも報じています。



これらは、明日葉「カルコン」を含有する動物および少数例ですがヒトにおいて、「明日葉」の経口投与が血糖上昇を抑え、糖尿病の発症を予防できる可能性が示唆されたといえるのではないでしょうか。

そして、この結果は肥満や家族的な糖尿病の負荷がある場合などにおいて、発症予防を検討する臨床試験を実施する価値があるものと考えることができます。
食料品として永年慣れ親しんできた「明日葉」は、毒性や予測できない副作用もないことは既に確認されているので、人体にとって問題はないと思われます。

(※)HbA1c(ヘモグロビン・エィワンシー)
HbA1cとはブドウ糖と結びついたヘモグロビン(血色素)のことで、過去1~2ヶ月間の血糖値の状態を反映する指標です。

◆お話を伺ってみて◆

明日葉製品イメージ
民間療法で活用されてきた明日葉を摂取することで、インスリン不足を補うことは、糖尿病予備軍の方の食習慣改善に有効だと言えそうです。とくに、関与成分「カルコン」は注目したい素材。明日葉は、最近では青汁やサプリメントとしても発売されているので、毎日の食習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。

ご興味がおありのかたは
「明日葉 カルコン」等で検索してみると良いですね。