あいち健康の森健康科学総合センター津下一代(つしたかずよ)先生の講演を聴いてきました。永年の経験に基づいた患者さん指導のコツを紹介してもらいました。その中でも強く印象に残ったのが「生活習慣病よりも生活環境病かもしれない」という言葉でした。その意味は、患者さん自身の習慣は悪くないけど、職場全体の環境が不健康な構造に陥っていて個人の意志では改善できないというものです。上司が遅くまで残っているから、全員無駄に残業してしまう。さんざん腹が減った状態で、みんなで酒飲みにでかけ、ドカ食いしてしまう。つまみは塩辛いものと高蛋白に高脂肪、最後にラーメン食って電車の中で眠ってしまう。生活のリズムを変えたいけど、まわりのペースに合わせてしまうと難しいですね。私自身にも似たような状況に陥った経験があります。職場の上司や責任者が率先して健康的なリズムに変えてくれると良いんですけどね。津下先生は「製造業が品質管理をするのと同じように、責任者は雇用者の健康管理が必要だ」ともおっしゃいました。全く同感ですね。健康管理は品質管理です。
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