炭水化物を摂らなければ血糖は上がらない、という考えから極端に炭水化物を制限するnon-carbo dietが話題になっています。炭水化物、糖質を制限すると血糖が上がりにくいのは当然です。ステーキや油濃いものは血糖にあまり影響しないので、どんどん食べても大丈夫という指導のようですが、どうもこれには賛同できません。non-carbo dietを実行すると高蛋白、高脂肪食に偏ってしまいます。血糖はあがらなくても、動脈硬化は進行すると危惧されます。糖尿病の管理における真の目標は血糖やHbA1cではなく、血管合併症のない健康的な生活の維持です。血糖に気をとられて、合併症が進行しては元も子もありません。特に、われわれ日本人は長い年月、お米中心の食事を続けてきたわけですから、やっぱり高蛋白、高脂肪食には順応できないと思います。

ともながクリニック糖尿病生活習慣病センター
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院長・医学博士 朝長 修
・東京女子医科大学糖尿病センター講師 ・日本内科学会認定医 ・日本内科学会専門医 ・糖尿病学会専門医 ・糖尿病学会研修指導医 ・透析医学会専門医 ・透析医学会指導医